【新作追加】 いちのせかぶと の「くらしのさしいろ 展」9/10 18:00 open!
こんにちは。
8月20日から「くらしのさしいろ 展」を開催しています。
原画のオンライン展示販売とsuzuriでのグッズ販売です。
楽しんでいただけていると嬉しいです!
9月に入って追加した新作9点の解説をまとめました。
くらしのさしいろ 展

会期 8月20日18:00〜9月19日17:00
リンク https://iloiloilo.official.ec 、https://suzuri.jp/ICHINOSEKABUTO
8月11日から描いているアクリル絵画です。
1.おかおアクアリウム
2.レイニーデイOK
3.コンパクトディスクののぞき口
4.まっくらエンカウンター
5.いちにちのはじまり
6.ひだまり
7.あめふりポータル
8.ハローマイフレンド
9.晴れをつれてくるきみ
1〜9はこちらでそれぞれ紹介しています!

今回は後半に追加した9作品を紹介します。
ギャラリー

『はなのかおり』
2021.8.22/アクリル
実は色から決めています。「ナチュラルな感じで」と使う色を考えていて浮かんだ作品です。前回までと大きく違うのは色むらです。油絵で描くような感覚で制作しました。

『ワンダー』
2021.8.28/アクリル
この作品はある日のアイデアノートの1ページを再編集して構築しました。
受験で絵を志したときに立体感や細密描写、奥行きなど教えられます。
たしかにそういう視点も大事だけど、絵は平面なんだから平面としての個性を忘れちゃいけないと思います。


『すてきなランチョンマット』
2021.8.29/アクリル
以前描いた「ゆったりすごすだいじなじかん」と似たモチーフの作品。
てんてん穴があいたショートブレッドはぼくの大好物です。

『空飛ぶアルペジオ』
2021.8.30/アクリル
アルペジオは「ぽろんぽろん」と一音ずつ流れるように演奏するギターなどの奏法です。
コードで一発ドカンと鳴らす強さとは反対に、きらきらした音の粒が星みたいにぽろぽろ溢れるような素敵な音です。

『陽のあたる片隅』
2021.9.7/アクリル
陽のあたる場所ではなくって、木漏れ日のような写真の玉ボケのようなぽやーっとやさしい光。すごく心地いいところ、ひとを描きました。

『どこまでも遊んでおいで』
2021.9.8/アクリル
最近、描く理由が「思い浮かぶから」から「うれしい絵を描きたいから」に変わってきたりして。思い浮かんだ上で、よりハッピーに描きたいと思っています。
灯台はずっしり船の帰りを待っています。「ここに帰っておいで」というより目印というか「いつでもここには帰る場所があるんだよ」って感じがすきです。

『このきもちを』
2021.9.9/アクリル
大切な人に花を贈るおとこのこを描きました。
街のどこにいても目立つおっきいやさしい怪獣が背中をおしてくれているイメージです。
きっとやっかいな壁もぜんぶぶっ壊してどんどん進んでいます。

『記憶のなかをとんでく』
2021.9.9/アクリル
アクリル絵はいつも木製のパネルに下地を作って描いていて、今回は木目を残した塗装を施してフレームのようにしました。
ぼくは描くときに自分の思い出をかたちに残すことが多いので、これからは誰かの思い出も残せる人になれたらなあと思っています。

『ふたりでいれば』
2021.9.9/アクリル
コロナ禍でウェディングパーティーなど延期した方も多いと思います。ぼくもそうで、この1年あっという間に過ぎているような感じがします。
先述のとおり誰かの思い出も残していきたいので、オーダー絵画についてしっかりわかりやすくまとめようと思います。気持ちを色と形で自由に残せるのが絵のいいところだなあと改めて思いました。
さいごに、前半の9作品は日記のような心をこめたのと同じく、色に重きを置いていました。後半の9作品はそこからいろんな可能性を追いつついい絵が生まれたと思っています!
全18点「くらしのさしいろ」になるようなインテリアとしての