『秋と春のあいだ』のはなし

最終更新: 2日前


久々に現実の世界で目にした景色を描きました。


現実を描くのは実は意外と難しい。



美術部の先輩や先生がそうしてたからってだけだけど、

油絵をはじめた高校生の時

写真を元に絵を描いていた時があって

「自分の絵」を描くのは難しかった。


県の生徒が出品する高校美術展では、色とかコントラストを頭の中で編集して手で出力するすごさを競い合っていたような感じだった。(あとは転写力)

ぼくは何の賞もとれなかった。



美大受験の時もそうだった。

写真を絵に起こす時のそれは手っ取り早い表現力であり、必要な基礎なのかなあと今では思う。



現実はそこにあるから難しい。

そこにあるように描くのは簡単だから。

技術は必要かもしれないけど、あんまり頭を使わないから。


だから自分の見た現実を絵にするのは難しかった。


目からとびこんできて

頭の中に入ってきて

心のスクリーンみたいなのにポッと浮かんだぼんやりした光


ぼくの見た現実は、ぼくの中に入ってきたらぼんやりした光になるから

形にするのが難しかった。



今回は久しぶりにそれに挑戦しました。



これは高速バスで大分に行った時に窓から見た景色です。


もえの故郷の大分は広くて気持ちがいいです。



冬は秋と春の間にある季節だけど、

「秋と春のあいだ」は「冬」ではないような感じがします。

「寒い」というより「暖かくなる前」

言葉の問題だけど、感覚の話です。


あの日バスの窓の外に見えた景色はちょうどそんな感じでした。



『いちのせかぶと展 絵はいろとおと』


4/13(火)〜18(日)

12:00〜19:00(4/18 〜17:00)


アートギャラリー絵の具箱 (オンライン展示・販売あり)




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