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i L o のこと

2019年9月17日、「いちのせかぶと」と「m o ё」は結婚しました!



たくさんの反応とお祝いのメッセージとっても嬉しかったです。ありがとうございました!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。🙇‍♂️

もう1ヶ月経ってしまいましたが、これを機に改めて自己紹介をしておきたいと思います。

「i L oってなに?」「この人たちは誰?」「なにをしているの?」など思う方もいらっしゃると思います。情報発信が苦手で言葉足らずなぼくらについて一度きちんと書いておこうと思います。


まず、『i L o』とは…



画家「いちのせかぶと」とちくちく作家「m o ё」2人の総称です。

総称という表現が適切かはわからないんですが、コンビというか、ユニットというか

どれもしっくりこないんですが、チームです。

いちのせかぶとの個展でも、m o ёのイベントでも、ぼくら2人(チーム)で作り上げています。


まず、作品を作り始める前の段階にふたりで意見交換をします。その日あった出来事・見た映画や番組の感想・最近感じていること・一緒に行ったところのことを話していると自然と頭の中が整理されます。いろんな経験とともに2人で過ごす生活そのものに『作りたい気持ちのかけら』がたくさんあります。


作品の制作に関してはもちろん1人の世界ですが、制作中は途中経過を見せ合って士気を高めます。「今日はこんなのができたよ」と自慢しあって「やるぞー!」って気持ちになったり羨ましい部分を褒めあったりします。感覚が近いのでアドバイスもするっと心に入ってきます。そしてお互いの作品が好きなので楽しいです。


完成したらまっさきにお互い見せあいます。そして感動したり悔しくなったりします。客観的に鑑賞してプロデュースしあえるのもチームとしての部分だと思います。そして発表するときも準備や良し悪しの確認など、個性が違う自分が2人いるような感覚で進めています。


そんな風に2人でやりはじめたきっかけは大学時代の芸術祭(学祭)でした。



そもそもぼくらは94年生まれ同士の武蔵野美術大学油絵科の同期で、2年生の時に出会ってすぐ意気投合した友達でした。m o ёは大分県の美術高校出身でデッサンや知識などしっかりしていて透明感のある絵の具が重なり合った淡い絵を描いていました。ぼくは長崎県の進学校出身で周りより絵を描く知識も技術もなくかなり迷走していました。m o ёと出会ってからは数人の友達と毎日学校で一緒に楽しく過ごしました。みんなで旅行に行ったりお互いの故郷を巡ったりもしました。今までの時間(小中高)はここ(むさび)に来るためにあったのかと思っていました。とくにm o ёに対してぼくは大きな憧れを抱いていて、センスや魅力一挙一動が刺激になりました。(もちろん今も刺激になってます。)その頃からぼくは描きたい絵がどんどん見えていき、今につながっています。m o ёが油絵に羊毛フェルトや布・ラメなどをコラージュする「ちくちく絵画」をあみだしたのもこの頃でした。

そしてやっと話が戻りますが4年生の時の芸術祭で「第1回もえかぶ展」という2人展をしました。



この頃はもうお付き合いしていて、最高のパートナーとして今後第2回、第3回って続けていこうと意気込み、あえて「第1回」とつけました。

ちなみにその4年生最後の卒業制作展に出品した作品はこんな感じでした。




(m o ёの動物園には入場整理券がありました。🌼)


その後、「もえかぶ」じゃなくてもっとちゃんと名前をつけようとなったのが201年2月に代官山のギャラリーで開催した「第2回もえかぶ展」の準備のときでした。

それが「i L o」のはじまりです。ロゴは「第1回もえかぶ展」のポスターが原案で、『生み出す作品たちを大事に育てて発表していこう』という気持ちを込めてつくりました。




ポスターの時点ではm o ёが描いた赤ちゃんのイラストが可愛かったことと、第1回だから赤ちゃんでどんどん成長していくようにしたら面白そうという理由だった気がします。👶

個人的に「i L o」は日本のロックンロールバンドハイロウズやクロマニヨンズの事務所「HAPPY SONG」に憧れて、歌を届ける人の事務所がハッピーソングってすてきじゃない!?ってきもちでm o ёに持ちかけてできたいちのせかぶと待望の名前でした。


現在はこのホームページ内のショップにたくさんの人が訪れて作品を楽しみにしてほしいと思ってブログやSNSを活用していきたいなあと思っています。

そして、それに関してはこれまで悩んでいたことがありました。「付き合っている人と仲良しこよしでやってる活動だから急に終わったりするんでしょ」と感じる人も少なからずいるんだろうなということでした。なので無意識にもそういう感覚があって発信しにくいところもありました。でも結婚を機に「夫婦で活動してます!」と言えるようになり、よりいっそうありのままでやっていけるような気がしてわくわくしています!


そしてこれからの活動ですが、アトリエを持とうと計画しています。

そしてそのアトリエをこどもたちにも解放して、造形表現を自由にできる場所にしたいと考えています。ぼくらは今、副業で絵画教室とハンドメイド雑貨店に勤務しています。そのお仕事と本職の作家をうまく融合していきたい、その完成形が『アトリエ i L o』なんじゃないかとおもっています。本気で思っています。

そして、ぼくは自分の絵で日本中に知られたいと思っています。そのためにはどこで発表しよう!考えて悩む前に発表しないと!発表する前に思いつく絵を最高の形で表現しよう!という繰り返しを続けて2年半が経ちました。その間にあったどの出会いも意味あるものだったと思っていますが、もっともっとという感覚がとっても強くあります。そんな気持ちをこめてこれまでの画集を作っています。m o ёも今まで以上に作品に打ち込んでいます。可愛い作品が毎日増えています。まずは来月のデザフェスに向けて最高のイベントにしたいと思っています。そして2人で楽しくどんどんキラキラした方へ登っていきたいなあと思っています。



これまでの人生で、絵を描くこと以外のことで継続するのが苦手なぼくですが

このホームページは楽しく続けていきたいと思っています。そして作品ができるきっかけ(日常)や作品発表を楽しんでもらえたら最高だなあと思っています。

よかったらシェアしてください。たくさんの方に知っていただきたいです!



今後ともiLoをよろしくお願いいたします!


 

『デザインフェスタ vol.50』

2019.11/16(土),17(日)


東京ビッグサイト

4F 西3ホール L 29(アクセサリーエリア)

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