アナログと春のいろ
こんにちは!

吉祥寺での個展も今年で4度目になりました。
吉祥寺には井の頭公園という大きな公園があって、春には桜の下がブルーシートでいっぱいになります。
昨年はギャラリーのオープン前にお花見をしました!
その時の楽しかった綺麗だったほろ酔いの空気感が今も頭の中に漂っています。
時期もぴったりなのでこの作品も個展で発表したいなーと思っています!🌸

あと、ずっと気になっていたテープライターを最近買いました!
アナログ感がすごく楽しいです。

これは「LAST CAMERA」というプラモデル式のフィルムカメラで、お気に入りの子なんですが、テープライターでぼくの名前をつけました。
「アナログ感が」とさっき書きましたが、レコードもフィルムカメラも地に足がついた感じがすごく魅力的に感じます。
生まれて気がついた時にはCDやデジカメが主流で、CDプレイヤーやカメラの見えない「箱」の中で何が起こって音が出るのか、どうやって目の前を切り取っているのかなんて想像もしたことがありませんでした。
古さがいい、昔の文化だからというよりも、目の前で起きていることが確実にそこで起きている感覚。生きている感じがしっかりある。それが大切に生きる、ていねいにくらす理想につながっているような気がします。
絵を描く時、発表する時に油絵は取り扱いが難しいことがあります。
描く時にはにおいもあって、乾く時間を考慮したり、額縁も手軽にはなくって… それでも結局、油絵の具じゃなくちゃ満足な作品ができないことが多々あります。
これも、実際にそこにある手触りや目の前で実際に絵が生まれる感覚がいいから、好きだからなのかもしれないなぁと思ったりしました。
ここ最近、絵の具とかなり仲良くなれてきていて、今回の春のいろも思い通りを通り過ぎて想定外の良さが生まれました!
これもかなりいい絵になりそうです。
昨日、moëと絵や個展のコンセプトの話をしていて、共作の案があがりました。
今までも一緒にやりたいねってずっと話してきたけど、はじめてしっかりコンセプトに沿った形で生み出せそうないい予感がしてます!
そのこともまた書きます。
読んでくださってありがとうございました!🙇🏻♂️